韓国といったら、やっぱりキムチじゃのう。だがキムチにも色々な種類や味があるが、そもそも元祖キムチはどうゆうものなんじゃろうか?
元祖キムチを探るために
今回はキムチの起源について探ってみましょう!!
みずみずしい野菜、シャキシャキとした食感、そして酸味と辛味の調和
韓国の伝統的な食べ物であるキムチを皆さんも食べた事があるでしょう?!
キムチは今では季節を問わず食されていますが、本来は農作物があまり採れない冬を乗り切るための保存食でした!
そんなキムチはどうやら中国と日本で栽培されたものを
朝鮮半島で作ったのが始まりです
キムチがどのような過程で誕生してきたのか見てみましょう
キムチの始まりは中国から!
キムチの始まりは古代中国にまで遡ります
当時の中国は春秋戦国時代といった戦乱の時代を迎えており
たくさんの君主が中国を統一しようとしていました
そんな中、戦に敗れた一国の流民が朝鮮半島に逃げ込み、定住するようになりました
そして彼らととも「祖」という漬け物が伝えられました!
「祖」はキムチの原型で、キュウリの塩漬けのことを言います
17世紀ごろまでは塩や醤油の漬け物が主流でした
キムチの辛味は秀吉が持ってきた?
キムチの辛さは実は唐辛子の辛さなのです!
唐辛子はもともと朝鮮半島では栽培されていなく、なんと日本から伝わってきました!
16世紀後半、豊臣秀吉率いる日本武士が朝鮮半島に出征
そのときに寒さ対策に唐辛子を持ち込みました
日本兵が撤退した後も栽培が続き、漬け物に唐辛子を使うようになりました
辛味の漬物が生まれたちょうどこのときから「キムチ」という名称が付けられ
定着しました。
キムチの代名詞「白菜キムチ」は新参者!
キムチの中でも最もポピュラーな「白菜キムチ」は意外にも歴史がのです
実は、白菜が中国から伝来してきたのが19世紀末のことでした。
みずみずしく歯ごたえのよい「白菜キムチ」は実は100年ほど前に誕生した
比較的新種のキムチなのです!
キムチ誕生の過程を整理してみると
中国の移民から伝えられた「祖」+秀吉からもたらされた「唐辛子」+最近になって中国から伝来してきた「白菜」=韓国キムチ
キムチは実は、日本と中国の食材を使って朝鮮半島で作った発明品だったのです
今日に至り、キムチは地域ごとや各家庭ごとに、種類や味も違い
韓国人に愛されている国民食となりました
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