【韓国生活】トイレットペーパーが流せる?! 清潔を意識する韓国人

韓国文化
とも大王
とも大王

外国に行く前にまず知っておきたいのはトイレの文化じゃ
さっきネットで韓国のトイレについて調べたが
トイレットペーパーを流せないらいしいのう

ホンちゃん
ホンちゃん

実は最近になって、トイレットペーパーを流せるようになりました
韓国ではトイレ周りの環境を含め
また様々な面で清潔さが意識され始めています!

実際に韓国に住んでいる日本人に具体的な話を聞いてみましょう

韓国に住み始めて明らかに実感するのが
韓国人の清潔に対する意識が高まってい
るということです

日本は街中にゴミが散らかっていないことで世界一の清潔国家と言えるが
最近、韓国の街並みも徐々に綺麗になってきており
韓国人の清潔に対する意識の高まりが伺えます

日本人の私が韓国に住みながら感じた
リアルな韓国を今回は「清潔」をテーマに紹介してみたいと思います!

公衆トイレ、「トイレットペーパー流せない問題」の改善

韓国に旅行した人なら必ず体験する「トイレットペーパー流せない問題」は
最近になって改善されています

この問題ですが、お尻を拭く際に使う紙を便器に入れてはいけず
便器隣にあるゴミ箱に捨てるというものです

長い間、韓国ではこれが普通であると考えられてきましたが
悪臭の原因であり、不衛生であるという理由で
地下鉄を含む公共機関のトイレからこのゴミ箱がなくなりました

そもそも韓国のトイレはなぜトイレットペーパを流せないのでしょうか

下水道周りのインフラが整備させておらず
下水道のパイプが細いというのが原因の一つです

そして、トイレットペーパーの紙質が悪く、溶けにくことが挙げられます

韓国で生活をしていると、韓国の紙の質の悪さを実感します

それはトイレットペーパーに限らず、教科書をめくるとき
ノートに文字を書くときなど

やはりメイドインジャパンのノートと比べて、書くときの滑らかさは違います

しかし最近はこの紙質の改善が進み
新素材で作られた水に溶けやすいトイレットペーパーが登場しました

これによって以前まで細くて詰まりやすかったパイプでも
紙が水に溶けてつまらないというわけなのです

また、トイレの壁に設置されているこちらの物体を目にしたことはないでしょうか?

実はこれ、一定の時間ごとに芳香剤が噴射される機械なのです

運が良いと、たまにプシュッと噴射するところをお目にかかるでしょう

こちらの機械ですが、便器一台に一つずつ設置されているところもあり
トイレから常に良い香りが漂っています

食後の後は歯磨きを!!

韓国の大学に通っていると、よく見る光景があります

それは昼食後に歯を磨く韓国人の姿です

そもそも韓国でご飯を食べるとキムチと韓国海苔はかなりの確率で食卓に並びます

このキムチの赤と韓国海苔が歯についてしまうと、とても恥ずかしいのです

また韓国人は歯を綺麗に見せようとする意識を非常に高く
小さい頃に子供の歯の矯正をさせる親も多いと言われます

一晩で溢れかえるゴミも早朝には姿を消す学生街、新村

私が以前住んでいた新村という街があります

ここは、大学ランキングトップクラスにランクインする延世大学
韓国ナンバーワン女子大学の梨花女子大学
芸術分野に特化した弘益大学やミッション系の西江大学など
多くの大学が隣接する大学街です

また、学生が多いということから安い値段で
ご飯やお酒を楽しむことのできるお店が多いのが特徴です

そんな学生たちで溢れている新村では
毎週金曜日になると、いつも以上に賑やかになります

金曜日の夜に街中を歩いてみると
学生も溢れますが、ゴミも溢れています

ゴミ箱から溢れる分別されていないゴミたち、道端に落ちているタバコの吸い殻

多くのゴミが一晩で溢れ出るのだから驚きを隠せません

しかしあれほど散乱していたゴミたちが土曜日の朝には一気になくなり
昨日の賑わいを感じさせないほど、街は整理され、静かさを取り戻します

何故ならば、人がまだ起きていない早朝にゴミ清掃業者が
手際よく掃除してくれるからです

このように新村の清潔は保たれているというわけです

 

韓国も日本の高度経済成長期と同様に環境を顧みず
物質的な発展を遂げてきた時代がありました

しかし昔と比べて韓国は綺麗になっています

このように清潔さを重要視するようになったわけとは
一体どのような背景があったのでしょうか

様々考えられると思いますが、一つ考えられるのは
外国人誘致を意識し始めたことです。

空前の韓流ブームを迎え、韓国に観光しにくる旅行客の急増に伴い
街の清潔さは外国人誘致のための重要な要素です

最近、日本から韓国に旅行に来る人の傾向として
グルメやカフェを目当てに来る人が多いです

食堂やカフェの清潔さや雰囲気は
多くの旅行客獲得のためには必要不可欠な要素ではないでしょうか

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