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今回の特集は韓国語の勉強方法についてです
正直なところ12年も韓国に住んでいると
たまに日本語が思い浮かばなかったり
韓国語の方が日本語よりしゃべりやすい時もあるくらい
韓国語が口に慣れている大学生です
自分は日本で小学校を卒業後、すぐに韓国に留学し
現在、大学まで通っています
この12年の期間、自分が一番時間を投入して韓国語を勉強した時期は
韓国に来た最初の年でした
韓国1年目は語学院に通っていたので韓国語の授業を毎日受けていました
しかし一年間の勉強のわりには韓国語の実力が伸び悩んだ記憶があります
これまでの留学経験をもとに韓国語の勉強について語りたいと思います
本場、韓国で勉強しても伸びない!? “どこで”よりも”どれだけ”実践するかが伸びを決める
結論から言うと、韓国に長くいても日本人とだけ過ごせば全く韓国語は伸びません!
もう一度言うと、韓国語を勉強しても実際に使ってみないと伸びないんです
まず自分が通っていた語学院の環境を簡単に紹介します
平日は月曜日から金曜日まで毎日語学院で
一般教科(英語、数学、歴史)と韓国語の勉強をします
韓国語は読み、書き、聞きと分野別に勉強していきます
学校が終わった後は寄宿舎に帰り次第かばんを放り投げ
サッカーをしに運動場に猛ダッシュする生活を一年間続けていました(笑)
夜にはスタディータイムという時間があり7時から9時までの2時間
自主的に勉強する時間がありましたが
サッカーでへとへとになって帰ってきた小学校卒業したばかりの少年には
あまくてあま~い夢の時間でした(毎日寝てたわけじゃないですよ!?)
そうして語学院生としての一年が過ぎ
晴れて韓国の一般中学に入学することになります。
先生、何て言ってるの?!リスニングから伸び始めた韓国語
中学校での最初の授業は衝撃的で今でも鮮明に覚えています
国語の授業中、先生の話している内容が全く理解出来ないことに気づきました
思わず「やばい」と心の中で連発しましたが時すでに遅し
聞き取りたいのに聞き取れないもどかしさの中
何とか授業内容を聞き取ろうと全神経を耳に集中させました
そうして三カ月ほど過ぎてくるとだいぶ授業の内容が理解できるように
聞き取ることができるようになってきました
語学院の時に比べると中学での韓国語自体を勉強する時間は減りました
ほとんどは分からない単語を調べることばかりしていたからです
こうして韓国語自体の勉強量は減りましたが
韓国語能力はめきめきと伸びていきました
自分の韓国語能力の成長ぶりを振り返ってみた時に
伸びが早かったのは勉強量が多かった語学院一年間よりは
中学に入ってからの三カ月間でした
つまり、同じ韓国にいたとしてもより実践量の多かった中学入学以降のほうが
圧倒的に伸びが早かったんです
自分は性格がどちらかと言えば内気な方で
自分から友達に話しかけるタイプではありませんでした
なので他の日本人の同期よりも伸びが遅い感じはしましたが
聞き取りを一生懸命やるだけでも
自分の韓国が伸びているのは感じることができました
ここでのポイントは、一生懸命聞くです
しかし正直なところ、ここでいう一生懸命な感覚は
日本にいるだけではつかめないかもしれません
なぜなら、韓国語を話せないと友達と会話もできない
先生の言ってることが理解できない、いわば生きていけない環境だからです
もし日本で韓国語を勉強する時にこのような境地に入ることが出来たら
韓国語伸びること間違いなしです!!
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